Weldくっつける
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加工において欠かせない"くっつける"を当社では、熱、高周波、超音波といった様々な設備と加工技術で幅広い素材を溶かしてくっつけることができます。当社の「くっつける」は工業分野における「溶着」にあたり、主に熱可塑性※のプラスチックや非鉄金属を接合する際に使用する加工方法の総称です。※ 熱可塑性…熱すると自由に変形できるようになり、冷却すると再び固くなる性質
溶着について
● 仕上がりは加熱・加圧・冷却のバランスが重要である。
● 仕上がりは加熱・加圧・冷却のバランスが重
要である。
● 外部熱源を用いる「外部加熱」と材料そのものを加熱する「内部加熱」がある。
● 外部熱源を用いる「外部加熱」と材料そのも
のを加熱する「内部加熱」がある。
● 外部加熱は熱伝導により材料を溶融するために時間がかかるが、「内部加熱」は材料そのものを加熱
する為、加熱時間が短い。
● 外部加熱は熱伝導により材料を溶融するため
に時間がかかるが、「内部加熱」は材料そのも
のを加熱する為、加熱時間が短い。
それぞれの特徴は次のとおりです。
高周波ウェルダー
高周波ウェルダー加工とは簡単に言うとプラスチック素材やフィルムなどの電気的絶縁体に電波の一種である高周波を与え、素材の分子レベルで発生する振動による内部発熱を利用して溶着する技術です。
マルニの強み
当社では日用品、文房具、工業製品から医療現場とあらゆる分野で幅広く普及しています。
高周波加工される製品を用途別に応じた設備で対応します。
01同時溶断高周波ウェルダー
高周波とヒーター加熱の複合加熱で溶着し、同時に切り刃で切断する いわゆる溶着と切断を同時に行う設備を導入しております。
最大30tのプレス圧の能力で、繊維素材とPVCを貼り合わせた素材や、一般のウェルダーでは溶断しにくい分厚いPVCも
しっかり溶着、切断できて断面も非常に美しい仕上がり、安定した溶着品質を実現します。
加工素材は 枚葉(シート)状態のものだけでなく、ロール巻きにも対応した量産向きの設備です。
【加工サイズ】
巾:1000㎜X奥行700㎜
【加工ワークサイズ】
巾:1000㎜X奥行700㎜ (ロール状(巻物)の原反の場合 有効巾:1,000㎜以下)
02医療バッグ 高周波ウェルダー
高周波とヒーター加熱の複合加熱で溶着し、同時に切り刃で切断する いわゆる溶着と切断を同時に行う設備を導入しております。
最大30tのプレス圧の能力で、繊維素材とPVCを貼り合わせた素材や、一般のウェルダーでは溶断しにくい分厚いPVCも
しっかり溶着、切断できて断面も非常に美しい仕上がり、安定した溶着品質を実現します。
加工素材は 枚葉(シート)状態のものだけでなく、ロール巻きにも対応した量産向きの設備です。
【加工サイズ】
巾:348㎜X奥行220㎜
【加工ワークサイズ】
巾:480㎜X奥行250㎜
03スライド式 高周波ウェルダー
スライドテーブル式のウェルダー設備で、溶着とセット作業を同時並行で作業できる生産効率の高い高周波ウェルダー機です。
特に、書類整理ファイル、不動産ファイル、卒業証書などのステーショナリーの製造に適しています。
● 前後スライド式…3台(内1台はクリーンルームでの専用機)
● 横スライド式…1台
04足踏みウェルダー
足踏み(フットペダル)で溶着を行うスタンダードなウェルダー機です。
カードポケットや手帳カバーなどの小物類、名刺・書類収納ポケットの溶着加工、比較的小ロットのご依頼まで幅広い加工に対応しています。
● 3台(内1台はクリーンルームでの製造も可能)
超音波
測定 洗浄 切削など幅広い分野で利用されている超音波を用いた溶着技術です。
特性としてほほ全ての熱可塑性のプラスチックに適用でき多点同時かつ連続溶着が可能という優れた溶着技術です。
当社では大手文具メーカーからのOEM生産で長年に渡る加工実績がある為様々なご要望にお応えできます。
● 溶着時のみ電流を流す(コスパが良い)
● 仕上がり面が綺麗
● ホーン(型)が高価である
熱溶着
主に300℃までの熱で溶ける素材の溶着が可能です。
当社では主に一般的に普及しているPP※ファイルのポケット溶着加工をはじめとした様々なオプション加工で使用しています。
また量産用金型の費用が他の溶着設備に比べて安値であるという長所があります。